結婚するまでは結婚式=派手なホテルで盛大なパーティーという風に思っておりました。しかし、色々調べてみると全然そんなことはなく、色々な選択肢があるのです。
そんな中で私たち夫婦は親族だけの神前結婚式という選択肢を選びました。
結果的に夫婦&親族みんなが満足する結婚式を開くことができました。
友達が少ない夫婦には親族のみ&神前結婚式が断然オススメです。今回はそのオススメポイントを中心にご紹介いたします。
親族のみ&神前結婚式は思い出の密度が段違い
私たちは最初、ホテルで結婚式を開こうと思っておりました。
しかし、夫婦ともに友達が少なく、ホテルで開いたとしても、飲み会に毛が生えたこじんまりとしたものになるのは目に見えていました。
というわけで、参加人数が少なくても記憶に残る結婚式を開こうと思いました。
そこで選択肢にあがってきたのは、神社で結婚式を挙げる”神前結婚式”
選んだ神社は神戸で歴史がある生田神社。
非日常空間で愛を誓えることができる
見て下さいこの写真。
厳かな雅楽が鳴る中、巫女さんが私たちのために舞を舞ってくれているのです。この式典が始まる前も巫女さんに引率されて、神社を歩いていくのです。(一般客に写真を撮られまくって、スターになった気分)
こんなこと、神社で結婚式を挙げないかぎり絶対に体験できませんよね。
歴史ある神社で厳かな空気に包まれての結婚式は夫婦の記憶に残るものとなりました。
儀式を通して両家の絆が深まる
ホテルでの結婚式の場合、両家の交流はあまりないですよね。
お互いの控室に行き、軽く挨拶をすませ、それで終了。式や披露宴が始まってしまうと、主役は新郎新婦になってしまうので、交流どころではないですよね。
一方、神前結婚式の場合、式典の前に自己紹介&儀式、式典後も神前で儀式。両家で一緒に行動することが多いです。
この点は想定していなかったのですが、結果的に両家の絆を深めることができました。
↓は結婚式前の自己紹介と儀式の場面です。

↓は結婚式後の儀式の場面

費用を抑えられる
関西の人であれば生田神社って名前ぐらいは聞いたことがあると思います。
それぐらい有名な神社なので、見積もりを取る前はお高いのかなと思っておりましたが、全然そんなことはありませんでした。
他の全国的に有名な神社、例えば明治神宮とかも調べましたが、お値段はお手頃でした。
まぁ、神社は営利企業じゃないですから当たり前と言えば当たり前ですが。
ちなみに、私たち夫婦は両家合わせて14名ほどの出席者で結婚式&披露宴(軽い飲み会)で総額100万円ぐらいでした。

子どもが生まれた場合、初節句や七五三で同じ神社が使える
これも当初は想定しておりませんでしたが、神社で神前結婚式を挙げると、子どもが生まれた場合、そのイベントで同じ神社を使うことができます。
実際、私たち夫婦は結婚してから1年後に子供を授かることができ、その子供のお宮参りで生田神社を使用しました。

結婚式でアテンドしてくれた人にも出産を祝福され、この神社と家族ぐるみで一生付き合っていけると思いました。
神前結婚式のデメリット
神前結婚式にもちょっとだけデメリットがあります。このデメリットを我慢できるのであれば、圧倒的に神前結婚式をオススメします。
ウエディングドレスが着れない

ウエディングドレスを着たい女性は多いと思います。
神前結婚式の場合、和装オンリーとなるため、ウエディングドレスが着れません。嫁はあまりウエディングドレス欲求がありませんでしたので別にデメリットと感じませんでしたが。
どうしてもウエディングドレスを着たい方は、近くの写真館で別撮りするのをオススメします。我が家も結婚式がひと段落した後、家の近くの写真館でウエディングドレスの写真を撮影しました。
披露宴で派手な演出ができない
結婚式の披露宴と言えば派手な演出を想像されるかともいるかと思います。
神社での披露宴の場合、あまり派手な演出はできないと考えていたほうがいいと思います。
実際、生田神社の披露宴会場にあった設備はマイクとプロジェクターぐらいでした。
大体の人はこれで事足りると思いますが、凝った演出は期待できないと思ったほうがいいでしょう。
早めの予約が必要
当然ですが神社は式典会場は1つしかありません。ということは1日に開催される結婚式の回数は数回のみです。
人気時期は早めに予約が埋まってしまいます。(桜の季節・紅葉の季節)
私たち夫婦は3月末に結婚式を開いたのですが、半年ぐらい前に予約をしました。
まとめ
私たち夫婦は当初結婚式を挙げる予定はありませんでした。(金銭的&友人少ない)
しかし、せっかくの人生で一度きりの結婚。頑張って神社で結婚式を開きました。結果、今でもたまに結婚式の動画を家族で見てほっこりするほど幸せな思い出ができました。
結婚式と言えば、100人ぐらい呼んで派手な式典を想像される方が多いかと思います。
両家の家族だけでも十分記憶に残る結婚式を開くことはできます。むしろ、他人がいなかったので、変な気を使うことなく結婚式に集中することができました。
別にホテルの結婚式をディスルつもりはありませんが、選択肢の一つとして神前結婚式を提案してみました。
神前結婚式は全然ハードルが高くないので、興味がある方は神社のホームページを確認してみてください。
神社によっては結婚式フェア的なものを定期的に開催しており、披露宴の食事や当日の流れを確認できるところもあります。