いわゆるオタクの人は交際相手にも同じ趣味を求める人が多いと思います。
私も交際相手を探す際、できるだけ同じ趣味の人でフィルターをかけていました。
しかし、最終的に結婚した相手はアニメやゲームに全く興味がない人でした。
結婚をして5年が過ぎようとしていますが、今のところ夫婦円満に過ごしています。
要するに何が言いたいのかと言うと、オタクの結婚相手は別にオタクじゃなくても幸せになれるということです。
その体験談を含めて、オタクにふさわしい結婚相手について私なりの所感をまとめていきます。
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私はコミュ障×オタク属性

オタクと言っても様々なジャンルがあります。
私はアニメ・ギャルゲー・PCゲームを嗜むオタクでした。
大学時代は13万円のバイト代のうち11万円ぐらいをDVDやギャルゲにつぎ込むほど。
新しく始まったアニメはすべてチェックするため、時間が足りなく、倍速でアニメをみてました。(本記事ではオタク=アニメ・ゲーム好きと定義します。)
あと、部屋に抱き枕カバーを4枚ほど吊るしておりました。
これだけアニメやゲームが好きなので、できれば恋人も同じ趣味を共有してくれる人という願望がありました。
しかし、そんな都合のいい人はなかなか見つからないわけで…というわけで、恋人がなかなかできずに29歳に…
加えて、私はコミュニケーションがあまり得意ではないコミュ障だったので、ほぼ詰み状態でした。
結果、どんどん拗らせていき「3次元には興味ないぜ」というはたから見たら寒い主張を繰り返し、恋人を作ることを諦めていました。
オタク×コミュ障でも恋人(結婚)はできる
色々あって、29歳で四国に転勤することに。
そこでも私はオタクということを隠さずに生活しておりました。私はオタクが今ほど認知される前からオタクだったため、カミングアウトには勇気がいりましたが、「ふ~ん、アニメ好きなんだ」程度のリアクションでした。
結果、コミュ障×オタクという事を隠すことなくマッチングアプリで出会った非オタク♀と結婚することになるのですが、その経緯とポイントは下記の通りです。
オタクは趣味の一つでしかない

オタクは自分の趣味を特殊視しがちですが、全然そんなことはありません。
私自身も学生時代にオタクということで迫害された経験があるので、オタク=悪と勝手に思い込んでおりました。
しかし、ラブライブやおそ松さん等のおかげ(?)で2019年現在、オタクは普通の趣味まで昇華しております。
なので、オタク趣味を隠す必要はないです。
オタクの結婚相手は非オタクで問題ない

上のポイントにも通じますが、オタクはあくまで趣味の一つでしかないという意識を持ってください。
なにが言いたいかと言うと、結婚は同じ趣味を持っている人同士でするわけではないということです。(共通の趣味があるに越したことはありませんが)
結婚しても四六時中、趣味の話をするわけではありません。趣味はあくまで結婚の1要素でしかありません。
結婚相手を選ぶ際に、趣味以外にもっと大事なことがたくさんあります。価値観であったり、金銭感覚、恋愛観…
逆に言えば趣味が合わなくても他の要素でがっちり合えば問題ありません。
私は上で紹介した通り、オタクですが嫁はまったくアニメやゲームに興味がありません。漫画とアニメの違いがわからないほどサブカルには疎い嫁です。
しかし、価値観や好きな食べ物、恋愛観、金銭感覚などは驚くほど合致しました。
といわけで、オタクと非オタクが結婚したわけですが、結婚生活が35経った今でも仲良く生活をしており、子供にも恵まれました。
趣味を優先しすぎない

どんな趣味にも言えることですが、恋人よりも趣味を優先することはオススメできません。それはオタク趣味であっても同様です。
という私も待望のゲームが発売した週末に部屋にこもったせいで、嫁とケンカすることはよくありました。
なので、オタク趣味を持つ人が恋人を作る際は少しだけ趣味を犠牲にする必要があります。
「趣味は絶対に犠牲にしたくない!」という人は正直結婚に向いていないと思います。
「同じ趣味(オタク)だったら趣味を犠牲にしなくてもいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、そんな単純な話ではありません。
仮に同じ趣味にカテゴリされる相手と結婚した場合であっても、その趣味に対する熱量は人それぞれです。
私の周りでも同じ趣味で結婚した知り合いがいますが、結局趣味への熱量のギャップがお互いのフラストレーションの原因となっているという悩み相談をよくされます。
コミュ障が恋人を作るにはとにかく相手の話を聞く

「私コミュニケーション苦手だから恋人なんて…」と思っている人がいるかもしれません。
実際私もそう思っており、逃げるようにオタク趣味を楽しんでおりました。
しかし、私はいつも学校でも職場でもなぜか聞き役(よく相談される)になることが多かったのです。
別に意識したわけではありません。
相手の話をしっかり聞き、誠意をもって受け答えをする。
あと、会話の内容は絶対に忘れない。これを続けていると自然と周りから話しかけられるようになります。
今の嫁と急速に仲を深められた要因も悩み相談でした。正直、人の悩み相談を受けるのは疲れます。でも、誠意をもって相談を受けると印象は格段と上がります。
あと、聞き役に回ると積極的に話す必要がないので、コミュ障でも十分に対応することができます。
まとめ
オタク×コミュ障の結婚相手に関する個人的な感想を書かせていただきました。
趣味も価値観も合う人と結婚できるのが一番の幸せかもしれませんが、そんなうまい話はなかなかありません。
必ず、妥協しなければいけないものが出てきます。
私は、オタクではない嫁と結婚しましたが、今幸せです。
趣味への熱量は人それぞれなので、私の意見に賛同できない人もいるかもしれません。でも、それはそれでありだと思います。
以上、オタクでも結婚できるということをまとめてきました。
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