転職サイトにも登録をして「これから転職頑張るぞー」っと思った矢先に出鼻をくじいでくるのが、
職務経歴書に書くことが無い…
いいですよね。
営業で数字だしてました!
経理で決算担当してました!
法務で〇〇してました!
総務で株主総会の対応してました!
みたいなわかりやすい経歴を持ってる人って。
私はちょっと特殊な職種でして、色んな業務を幅広く行ってきたせいで、コレ!という成果やスキルが無く、職務経歴書を書く際、かなりへこみました。
「どうせ俺なんてなんもアピールできるスキルも経歴もないし、大人しく今の会社で惰性で仕事しようかな…」
私はいつも職務経歴書に書くことが無くて、これまで転職活動を諦めてきました。
でも、今回は腹くくって転職活動を始めたため、こんなところでへこたれてる場合ではないのです。
結論から言うと、誰でも職務経歴書にかける経歴やスキルはあるのです。
ただ、それを上手く見つけられていない、もしくは表現できていないだけなのです。
今回は、職務経歴書に書くことが無くて何度も絶望した私が、書類選考受かるぐらいの職務経歴書が書けるようになったので、何をしたのかをご紹介していきます。
真面目に仕事してたら、絶対にアピールできるポイントはあるので安心してください。(お前どのポジションで話してんねん)
職務経歴遺書の書き方は転職サイトを参考に

いきなり職務経歴書を書こうとしても、
「どんなフォーマットに何をかけばいいかさっぱり」
って感じになりますよね。
私が、ネットやYOUTUBEで調べたところ、以下のフォーマットがオススメらしい。(これが正解というわけではありません)
- 履歴書のフォーマット → DODA
- 職務経歴書のフォーマット → リクナビネクスト
とりあえず、フォーマットさえ決まれば後はシコシコ書いていくだけなのだ!
のはず。
職務経歴書を書く前に直近五年の業務棚卸を

最初にも言いましたが、私の今の業務は主に幅広いバックオフィス業務なので、目立った成果やスキルが無く、何を書いていいか全くわからず、結構萎えていました。
ただ、立ち止まるわけにはいかなかったので、とりあえず直近5年間の業務棚卸をしました。
具体的には以下の事をやりました。
- 直近5年の業務をどんな些細な事でもいいので書き出す
- 書き出した業務をグループ分けする
- グループごとに業務に占める割合を出す(どの業務がメインか見つける)
- グループをある程度抽象化する
これを実践すればある程度、それっぽい職務経歴書をつくることができるようになりますし、面接対策や自己分析にもつながるので一石二鳥です。
ここからは具体的にどういったことを心がけてそれっぽい職務経歴書を書いていったかを解説していきます。
職務要約はラベル
職務要約は「おれは今までこんなことをしてきたから、こんなことができまっせ」ということを意識して書きました。
あれもこれも書かず、撒き餌的な感じで含みを持たせて2行ぐらいにまとめました。
職務経歴は直近ほど密度濃く
直近の部署、業務以外はさらっと書いて、直近の業務は結構細分化して濃密に書くようにしました。ただ、直近の業務以外でもアピールできるポイントがある場合はそれもちりばめていくといいと思います。
直近の業務についていえば、これでもか!というぐらいできること、やってきたことを盛り込みました。
どこで採用担当に引っかかるかなんてわからないですからね。
ただ、箇条書きでバラバラに書くのではなく、業務棚卸で分けたグループごとに書くと、見る方も分かりやすくなると思います。
活かせる経験、知識、技術は絶対ある
活かせる経験、知識、技術欄は最初「なにも書くことねーよ、えーん」ってなってました。
転職活動を進めていて感じたのが、自分が全然すごくないと思っていたこと、当たり前だと思っていた業務が結構世間的にはスキルって認められていることがあるんですよ。
例えば、
- 勘定奉行といった会計ソフトの使用経験
- タブローやQliksenceといったBIツールの使用経験
- エクセルでの一般的な関数使用経験
- パワーポイントで資料作成
- SAPなどの基幹システムの使用経験
今紹介した内容って難易度の高い経験やスキルではないですが、職務経歴書に書いていいレベルの経験やスキルらしいのです。
ただ、プラス点に働いているかどうかは不明ですが、いったん職務経歴書の体をなすことができます。
資格は普通自動車免許を書くんだよ!
あと、簿記3級。これしか書けることがねぇ。
自己PRは達成したこと(苦労したこと)
「PRできることなんて何もないんだよねぇ~」
「あぁ~転職活動辞めたくなってきた。」
”PR”なんて仰々しい名前なのが悪いのです。
要は
最近自分はこんなことを苦労したけど、○○という点を意識しながら業務を進め、結果△△ということを達成することができました。ということを書けばええねん。
苦労したことあるでしょ?
嫌な思いした事あるでしょ?
それに対して自分がどうアプローチしたかを書けばいいねん。
私は人の仕事をサポートすることが多かったので、どういったことを心がけてその仕事を進めていったかを書きました。
枚数はA4 1枚である必要はないらしい
私は勝手にA4 1枚じゃないといけないのかと思い、無理やり押し込むように書いていましたが、あとあとエージェントに聞いたところ、A4 1~2枚が一般的らしい。
なので、絶対1枚に収める必要もないし、内容薄めて2枚にする必要もないと。
これで、とりあえず職務経歴書の体をなした何かができあがったわけです。ただ、自分が書いた職務経歴書はオ〇ニー的な要素も含んでいるので必ずエージェントに確認をしてもらう必要があります。
できた職務経歴書は絶対にエージェントに見てもらえ

職務経歴書ができあがったら、絶対にエージェントに添削してもらいましょう。
エージェントは転職のプロなので、的確なアドバイスをしてくれます。
私は2人のエージェントに添削してもらいましたが、的を得たアドバイスをもらうことができました。
自分の職務経歴書見せるのって、履歴書を見せるよりなんか恥ずかしい感じがしますが、そこはぐっと我慢。
できるだけたくさんの人に見てもらうのがオススメです。
転職の書類選考通過率はブリ低やで
私は転職活動を始めてまだ少ししかたっていませんが、どのエージェントも口をそろえて、
「転職の書類選考通過率は正直低いです。しかもコロナ禍の影響で通過率は大体1割ぐらいまで落ち込んでいます」
ということを告げられました。
実際私も応募しまくってますが、不合格ばかりで萎えてます。
なので、職務経歴書は自分の魅力を100%アピールできるだけの内容をちりばめておく必要があります。
書類選考が通過できなければ、転職活動は前に進みません。そのため、職務経歴書は絶対にないがしろにせず、今までの業務を徹底的に棚卸して、どこかしらでひっかかるものにしなければいけません。
自分の業務と向き合うのは結構ヘビーですが避けては通れないので一緒に頑張りましょう!