私は自他ともに認めるポンコツです。
社会に出るまではそんな自覚はありませんでした。勉強も人並みにできましたし、不自由のない学生生活を送っていました。
ただ、社会に出てからは嫌というほど自分がポンコツということを思い知らされました。
ポンコツとは具体的には頻繁にミスをする。
いいアイデアが思いつかない、人に意見を聞かれても平凡な返ししかできない。
仕事が遅い。
人に情報を伝えるのが下手くそ。
まぁ、こんなポンコツがなんでサラリーマンしないといけないんだろうと日々悩みながら仕事をしています。
ただ、こんな救いようのないポンコツサラリーマンの私でも今から紹介するスキル?知識があったからこそなんとか社会人として10年以上働くことができています。
今回はポンコツな私が紹介するポンコツなら押さえておきたいスキル、処世術を紹介していきます。
Excel、VBAの知識
Excelって社会人なら誰でも使いこなせてると思うじゃないですか。でも実際はレベルにめちゃくちゃばらつきがあったりします。
めちゃくちゃバリバリ働いている人でも、初歩的な関数をすら知らなかったり、逆にどこでそんな関数使うのっていうような関数を知っている人もいます。
つまり何が言いたいかというと、Excelをちょっとだけ、ちょっとだけ勉強するだけで結構人より差別化することができます。
要は、頼られるってことですね。
じゃあ、どれぐらいのExcelレベルがあればいいかというと、そんな込み入った関数は知らなくていいと思います。
簡単な関数同士を組み合わせて実現したいことを実現できるレベルだったらいいかなと思います。関数同士を組み合わせるって初心者の人には思いもしない方法ですからね。まぁそれを実現するためにも本などで一通り、Excelにどんな関数があるのかっていうのをざーと見とくのはオススメです。
あとは、人が作ったファイルに関数が埋め込まれていたら、これはどういう意図で使ってるんだろうとかどういう動作するんだろうみたいな観察も非常に有益です。実際に仕事で使ってるファイルで使われている関数なので、再現性もすごく高いので宝の山ですね。
あとは、関数さえ知っておけば、ネットで調べれば答えは転がっていますからね。
え、そんなこと?って思われるかもしれませんけど、初心者、Excelにアレルギーがある人はそれすらもできないので、すごくありがたがられます。
で、もうちょっと踏み込むとVBA、いわゆるマクロも触れるとなおよしですね。
マクロって難しいと思いますが、入門本を1冊読めば、仕事で使うぐらいのマクロであれば自分で作れるようになります。私はプログラミングなんて1分もやったことありませんでしたが、前任が引き継ぎもなく急に退職して、その前任が使ってたファイルを読み解く必要が出たので、独学でVBAを勉強しました。
その結果、私は部署で唯一VBAを触れる人になったので、Excelの困りごと、などは私のもとに集まるようになりました。
まぁ、頼られてもいつものポンコツ性を発揮してユーザーが求めるものと全然違うものを作ってしまうことや、手作業でやった方が早くねと言われるものを作ってしまうこともありました…
まぁいずれにせよ、ExcelとVBAは学習コストが低いわりに、意外と勉強している人が少ないので、それを少し勉強するだけでポジションを作ることができます。
簿記3級には助けられた
私は新卒で入社する前に暇だったのでなんとなく簿記の3級を取ってました。別に経理業務に興味があったわけではありませんが、なんとなくです。
で、実際仕事でも経理畑の業務をしているわけではありません。
ただ、簿記の知識は結構役に立ちましたし、これもExcel同様に勉強している人が意外と少ない。
会社で活動をすると必ず、お金が動きます。そのお金が動くと仕訳が発生して最終的には適切な科目で基幹システムに登録がされます。
簿記を知っている人からしたら当たり前の話だと思いますが、こんなことを理解していない人がたくさんいます。
なので、何か経理に問い合わせしないといけないときに、そんな知識レベルの人が問い合わせしてしまうと、経理の人も困ります。なので、私が間に入って問い合わせることがよくありました。
で、現場レベルの私が経理の人とやりとりする場合、簿記3級レベルの知識で十分会話できます。
まぁここでも、ポンコツ性を発揮して伝え方が下手だったり、質問者の意図と違うことを確認したりと無駄にラリーを増やすことがよくありますが…
なので、簿記3級もExcel同様勉強しておいて絶対に損をしないスキルだと思います。むしろポンコツは簿記必須やで。
絶対に言い訳をしない、うそをつかない
ポンコツ必須スキルで一番重要なのが言い訳をしない、うそをつかないです。
ポンコツってその性質上、仕事でめちゃくちゃミスをします。ミスをすると周りに迷惑をかけます。
私はポンコツ初心者だった時、ミスが発生すると必ず言い訳をしたり、周りのせいにしたり、うそをついてごまかそうとしていました。当時は必至だったので、悪気はまったくありませんでしたが、これをしてしまうともう周りの信頼は失墜します。
結婚、えげつないレベルで失墜します。
社会人になって、数年経ったころにこれではいけないと思って、ミスをしたらとにかく言い訳をしない、他人のせいにしない、嘘をつかないを徹底しました。あと、自分でミスに気づいたら発覚する前に自己申告もするようになりました。
加えて自分のミスかどうかあやふやな場合でもそれを徹底したところ、なぜかミスの数は減ってないのに、周りから好意的に思われることが増えました。
ミスをして他部署の人に謝っても、しょうがないなーwwで済ませてくれることが増えました。呆れられただけなのかもしれませんが、いつもどぎつくミスを責める人からもいいよwいいよw的な事を言われていたので、周りの同僚も不思議がってたぐらいです。
ポンコツはどうしてもミスをしてしまいます。これはしょうがないと思います。でもやっぱり重要なのはミスをした後の立ち回りだと思います。これを上手くすればミスをしてもダメージは最小限になります。
まとめ
この他にポンコツの処世術があったら教えてね。