ポンコツと仕事

コミュ障が本社から四国に左遷された話【体験談】

左遷

あなた左遷って他人事だと思っておりません?

少し前に半沢直樹が流行りましたが、左遷ってそんなドラマにしかでてこない事だと思っておりました。

でも、実際にされるんですよ。左遷。

書いていてなんだか悲しくなってきますが、左遷生活を振り返ってみて悪い事ばかりじゃなかったので、左遷されるまでの経緯と左遷生活をまとめていきます。

コミュ障が左遷されるまでの経緯

島流し

まず、私の経歴ですが新卒でいわゆる大手と呼ばれる会社に入社して最初に人事部に配属されました。

世間一般では人事部って出世コースなんですよね。商談とかで他社の人と会うと、お若いのに人事部ってすごいですねとよくチヤホヤされていい気分になっておりました。

また、全社員の給料が見れたりするので意味なく優越感に浸っておりました。

しかし、忘れてはいけないことは、私はコミュ障だったという事です。

コミュ力不足による信頼の失墜

当然ですが人事部って他部署よりも社内の調整をする仕事がメインとなります。私が当時やり取りしていた相手には部長や執行役員クラスも。入社式シーズンになると秘書を通して取締役、社長、会長とやり取りする事も。

当然、あいだに上司が入ってくれることがほとんどですが、担当ベースでのやり取りは直接私がやっておりました。

で、コミュ障特有のミスするんですよね。

  • メールの内容が薄い
    言わなくてもわかるだろうとか、伝えなければいけないニュアンスが不足していて、問い合わせが殺到する。
  • 相手の意図が読めない
    これは致命的ですが、相手が言っている意図をすべて理解できていないのに見切り発車でスタートしてしまい、大事故に。
  • 単純に言葉遣いが無礼
    これはどうしようもないですが、最低限のマナーがなっておらず相手を不愉快にさせる。
  • 電話が苦手なので、メールばかり送る
    メールを全部見ない人もいるんですよ。そういった人から「連絡がない!」というお怒りが…

こういった事が続くと何が起こるか。各部署から直接上司に苦情が行くのです。となると、小部屋に呼ばれて指導されるんです。

最初は上司も優しいですよ。「まだ経験が浅いから」とか「次は失敗しないように頑張ろう!」とか。

でもね、コミュ障ってすぐに治らないんですよ。また同じようなミスをしてしまうのです。

そうなると、次第に「(あいつ使えねえんじゃね?)」みたいな空気になってくるのです。

最強にいたたまれないですよ。

で、どんどん周りの信頼は離れていきます。私が担当している業務でも他の人に問い合わせがあったりします。これ最強につらい。

ミスの連鎖による部署内での孤立

ミスが重なるとどんどん部署内で孤立していくのです。そうなってくるとただでさえコミュ障なのに、ますます人と会話ができなくなります。

わからない問題 ⇒ でも聞けない ⇒ 勝手に進める ⇒ 間違える ⇒ 隠す ⇒ ミス発覚 ⇒ 信頼失墜 ⇒ …

左遷されるまでの最後の半年はずっとこのループでした。毎朝「今日はどれから怒られようかな」と考えながら出社しておりました。もはや躁鬱状態です。

隣の先輩に歯ぎしりや舌打ちをされることは日常茶飯事。上司に稟議を持って行ったら、あまりの完成度の低さに鉛筆を投げられたり…。

書いていて悲しくなってきます。

で、とうとうビックなミスをしてしまうのです。他部署に大迷惑をかけるミスをしてしまうのです。いつものように小部屋に呼ばれ、それはもう詰められる詰められる。

それから2カ月後ぐらいですね。異動を通達されました。

左遷そして本社へ復帰

本社へ復帰

左遷先は社内の人が見たらだれでも左遷と分かる部署でした。だって、そもそも採用の窓口からして違う部署ですからね。

本社からその事業所に行くのは会社設立以来、私が初めてだとか。不名誉な初めてをゲット。

私の送別会に来ない先輩もチラホラいました。悲しすぎるだろ!!

左遷先は四国の事業所。

本社人事部から一気に四国の、しかも全然発展していない事業所に左遷されました。(左遷が決まったときは島流しとか都落ちとか馬鹿にされましたよ涙)

左遷されたときはちょっとだけ悔しかったですけど、安心の気持ちのほうが強かったです。

もうどうにでもなれと自暴自棄になっておりましたが、救いが。

その事業所の雰囲気がとてもよかったのです。本当にアットホームな裏表のない職場でした。私はその事業所で今までにしていたミスを振り返り、その対策を徐々に講じていきます。

地道にコミュ障対策をすることにより、どんどんミスが減っていき、徐々に周りから信頼されるように。

そのかいあってか、左遷生活は4年で終わりました。

本社に呼び戻されたのです。

2019年時点で本社に戻ってきて5年目ですが、今のところ目立ったミスもなく、順調に仕事をしております。(古巣の人事部とやり取りする時は変な汗をかきます)

左遷経験者がまとめるコミュ障対策

コミュ障対策

私と同じようなコミュ障の方が私みたいに左遷されないように対策を書いておきます。

A
A
こんなことわかってるよ!!

そう言わずにひとつひとつ確認してください。

わからないことはとにかく聞く!

ある程度自分で考えた後はとにかく先輩や上司にわからないことを聞きましょう。”ある程度自分で考えた”というところがミソで、何も考えずに質問ばかりするのはNGです。

質問ばかりすると迷惑かも、怒られるかもと思うかもしれません。

でも、勝手に進めてミスをするほうが圧倒的にダメージが大きいのです。なので、わからないことはとにかく聞きましょう。

いきなり先輩の所に言ってもうまく伝えられない場合もあると思うので、事前に質問内容をまとめてから聞くようにしましょう。

些細なことでも上司に相談!

コミュ障にとって上司に相談するのってかなりハードルが高いと思います。でも相談って立派なコミュニケーションなのです。

相談をすることにより、上司とコミュニケーションをとることができます。そうすれば徐々に自分のキャラクターが上司に伝わっていき、どんどんコミュニケーションのハードルが下がっていきます。

私は今では上司とよく競馬の話ができるぐらいの関係性となっておりますが、最初は緊張して緊張してなかなか話せませんでした。

電話をするときは必須内容をまとめておく!

コミュ障にとって電話って天敵ですよね。私もいまだに電話は嫌いです。

なので、電話をするときは事前に話す内容を紙にまとめておきましょう。また、相手が言ってきた内容もできるだけメモしましょう。

メールを送る時はCCに先輩・上司を入れる!

CCに上司や先輩を入れると、メール文面でなにか怒られるかもと思い、誰もCCに入れないのはオススメしません。(私はよくやっておりました)

CCに上司や先輩を入れておくと、文面が変で怒られることもあるでしょう。

でも、怒られたとしても、それをひとつひとつ改善していけばいいだけなのです。そうすることにより、コミュ障特有のメールミスを減らすことができます。

コミュ障はゆっくり成長すれば問題なし

自分の左遷話を書くことはなかなかヘビーでしたが、この経験話がコミュニケーションに悩むあなたの一助になれば幸いです。

コミュ障でもその欠点を少しづつ埋めていけば人並みの評価を周りから得る事はできます。

同期がどんどん出世していくのは横目で見ておけばいいのです。

コミュ障はマイペースに一歩一歩歩んでいけばいいだけなのです。