「自宅で面接が受けられるなんて夢のようだ」
そんな風に思っていましたが、実際に受けてみると細かい罠が山ほどあったので一つ一つ紹介していきます。
「自宅だから楽勝!」
「自分はそんなミスしない」
と高をくくらずに読んでおいた方が失敗の可能性を減らすことができますぜ。
WEB面接はスイッチがなかなか入らない

通常の面接だと、
電車に乗って
会社に行って
待合室で待って
呼ばれて
ノックして
入室して
自己紹介して…
と段階を踏んで面接が始まるため、嫌でも面接モードのスイッチが入ります。
ただ、WEB面接はそうはいかねぇんだよ。
採用担当から送られてきたメールのURLポチー
WEB上の待機ルーム的なとこで待たされる
いきなり面接官が画面に登場!
最初は結構びっくりします。
私は急にはじまるWEB面接でなかなか面接モードになることができませんでした。
なかなか面接モードになれないと下でも紹介しますが、実際の対面では絶対にしないような動作をしてしまうことも…
なので、強引に面接モードにする方法をご紹介します。
それは、朝一からスーツに着替えておくという方法です。
WEB面接当日は朝一から身支度をしてスイッチを入れる
在宅勤務が長くなってくると、パジャマで過ごす時間も長くなっていると思います。
私はいつもWEB会議やWEB面接の直前に身支度をして挑んでいましたが、それではなかなかモードに入ることはできませんでした。
なので、通常出社するように、通常の面接を受ける時のように朝一からもうスーツに着替えておいて、「今日は面接だぞ!」という気持ちを刷り込んでおく必要があります。
朝一から身支度をすると、一日緊張して他の事が手に着かないという弊害もありますが、その緊張がいい塩梅で面接のスイッチを入れてくれます。
適度な緊張感がないと気のゆるみからくる無礼な所作が出てしまうので絶対に気をつけたほうがいいです。
WEB面接でスイッチが入らないとこんなことをしてしまう
面接のスイッチが入らないと
「いやいやさすがにそれはないっしょwwwwwwwww」
みたいなことをしてしまいます。
だって、自宅って文字通りホームですからね。周りを見渡せば、自分が大好きなものに囲まれていると思います。
私もパソコンの周りには大好きなフィギュアを飾っているので、心のどこかでゆるみがでてしまいました。
例えば…
貧乏ゆすり
いや、わかってますよ。
わかってるって!
貧乏ゆすりをしちゃダメなことぐらい。ましてや、面接のときに。
でも、自然と出ちゃったんですよ。
自分でも驚きました。画面の中で小刻みに揺れる自分を見て。
「はっ!!!aa略」 みたいになりました。
実際の面接だったら絶対に出ないですよね。それが自宅だと出てしまうのです。恐ろしい。
でも、貧乏ゆすりしてしまった会社はなぜだか面接通過できました。
小あくび
いや、わかってますよ。
わかってるって!
でも、出ちゃったんです。これは本当に申し訳ないと思います。
すべては、自宅と言うエリアがそうさせたんです(言い訳)なので、面接モードになるのダイジ
時計をチラチラ見てしまう
いや、わかってますよ。
わかってるって!
でも、面接が長くなってくると今どれぐらいたったのかなと気になってチラチラ時計を見てしまいました。
自宅でWEB面接を受ける時は視界に時計は入れないほうが無難ですね…
自宅で面接はいろんなハプニング待ちかまえている

自宅で面接を受ける場合、自宅ならではのハプニングが起こります。
アメリカのホームコメディーみたいなハプニングが起こります。
どれも少しの注意で防げるものなので事前に対策をオススメします。
ハプニングが起きると微妙な空気になりますぜ。
宅急便が来てインターホンを鳴らす
私「はい、わたしは○○という強みがあります。具体的には…」
ピ~~ンポ~~ン
私、面「……」
ピ~~ンポ~~ン
私、面「……」
シーン
私「具体的には…」
こんなことが起きます。チーン。
対策としては宅配ボックスの設置とインターホンに
「今日はインターホン押さないでね。ハンコは宅配ボックスの中に入ってます」
という張り紙をしておきました。
スマホの着信が目に入ってしまう
通常の面接であればスマホはポケットかカバンにしまっていると思いますが、自宅だとPCの横に置くと思います。
で、WEB面接を受けているときに着信(サイレント)があったわけですよ。しかも現職の会社から。何度も。
会社から電話があることなんてめったにないので、しかも何回も。そうなるともう面接どころではないですよ。
「転職活動してるのがばれたのか!?」
「なんかトラブルが発生したのか!?」
みたいなことが頭をグルグル回って、全然面接に集中できませんでした。
面接が始まったら、スマホは視界に入らないところに置くようにしましょう。(PCの裏とか)
面接中にご飯が炊ける
WEB面接がある時は妻と子供は外に遊びに行ってもらってました。
ただ、嫁の置き土産があったのです…
私「はい、わしは○○という強みがあります。具体的には…」
♪ピ~ロ~リ~ロ~リ~ロ~リ~
私、面「……」
ゴハンガタケマシタ
私、面「……」
シーン
私「具体的には…」
面接前にご飯炊かない
WEB面接は回線&イヤホンとの闘い

どのWEB面接でも面接が始まる前に、面接官が
「回線状況が悪くて聞こえづらかっら、遠慮なく言ってください」
と言ってくれます。
ただ、1回や2回なら「すいません、もう一度お願いしてもよろしいでしょうか」と言えますが、何回も聞き取れなかった場合はだんだん聞き返しずらくなります。
そういう場合は、断片から想像して回答していました。本当は何回でも聞き返すのが正解だとはわかっていましたが、そんな勇気はありませんでした。
関係あるか全くわかりませんが、私は可能な限りルーターの近くで面接を受けていました。また、可能であればPCは有線でつなぐのが安心です。
ある面接官いわく、いくら回線が安定してても、ZOOMのせいで聞こえづらかったり、急に落ちたりすることもあるらしい。そういう場合は電話面接なるものをするらしい
また、時期も時期ということもあり、マスクをしている面接官もいます。そうなってくるとただでさえ聞こえづらいWEB面接が地獄面接になります。
回線プツプツ
マスクモゴモゴ
しかも、私は人より少しだけ耳が悪いので、ある面接ではガチで4割ぐらい聞き取れないことがありました。
そういう場合はもう、縁がなかったんだなと諦めモードになりました。
WEB面接は絶対に静かな場所でイヤホンで受けましょう。イヤホンは可能ならノイズキャンセリング機能がついていたほうが聞き取りやすかったです。
WEB面接は今までの面接と違うということを意識する
今回紹介した通り、WEB面接は今までの面接とは少し違うということを理解されたと思います。
そのことさえ意識しておけばあとは普通の面接です。
最低限のWEB面接対策をしておいて、後は面接に集中しましょう。