ポンコツの日常

コミュ障大学生が心療内科に行ってみた【体験談】

心療内科に行ってみた

少し昔の話ですが私が大学生の時、高校時代に嫌なことがありすぎて、人との付き合いが心の底から嫌になっていた時期がありました。

電車に乗っても誰かに見られているような気がして。大学の授業中も笑われているような気がして。アルバイト中もクレームが来るんじゃないかと不安になって。

毎日、本当に生きづらかったです。

ネットで調べてみると、心療内科というものがあって、私みたいな人の相談に乗ってくれるという事を知りました。

といわけで、家族に内緒で心療内科に行ってみた内容をまとめていきます。

※あくまで心療内科に行った体験談です。診療を推奨するものではありませんのであしからず。

心療内科と精神科の違い

私の勝手な認識ですが

  • 心療内科 ⇒ 軽度な鬱
  • 精神科 ⇒ ガチ病気

なので、私みたいに視線が怖かったり、常に不安な気持ちに苦しんでいる人は心療内科を受診しましょう。

心療内科は紹介状は必要なく、普通の病院のように予約して行けばOKです。

心療内科で何を話すのか?

病院

心療内科ってなんか怖い感じがしませんか?

他の病院は見える病気を扱っているのに対して、心療内科は”ココロ”を扱っていますからね。

でも安心してください。

心療内科で話すこと・質問されることに特別な事はありません。

あなたが普段感じている不安や不快感の話をするのです。

私は主に人の視線が気になるという事と、常に笑われている気がするという悩みを相談しました。先生はふんふんと聞いて、都度軽い質問をしてきます。

先生は何百人という患者を相手にしているので、私の発言にいちいち引いたり、理解できないような顔はせずに、淡々としていました。なので、心おきなく不安をぶちまける事ができました。

先生曰く私の症状はまだ軽いほうらしく、薬を処方されて帰りました。診療時間は1時間もかかっていないぐらいです。

心療内科でもらった薬の効果はあったのか?

薬

心療内科で「ルボックス」という薬を処方されました。

私のような軽い鬱、強迫観念を和らげる薬とのこと。合わせて緊張や不安になったときに服用する薬も処方されましたが名前を忘れてしまいました。

ではそのルボックスを服用して症状は和らいだのか。

答えはNOです。結局何も変わりませんでした。

大学1年生の時に心療内科に通いましたが、結局、症状は就職活動に突入するまで改善されませんでした。

改善と言うか荒療治です。

就職活動から逃げていてはいつまでたっても自立できないので…不安や強迫観念に負けているどころではなくなってきます。

結局就職留年することになりますが、無事就職できました。

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心療内科には行かないほうがいい?

疑問

何というか、言葉にするのは難しいのですが、心療内科に行った事実は結構自分の中にシコリとして残り続けます。

「あぁ、普通の人は心療内科なんて行かないのに自分は行ってしまった…」

「やっぱり私は周りの人より劣っているのかな…」

といった風に、酔った勢いで枕を交わしてしまった後ぐらい後悔します。

当時を振り返って思うのは、心療内科に行くよりかは自分が嫌なことを選択して行動していけば症状は徐々に改善していくという事です。

私の場合はそれが就職活動でした。

まとめ

心の悩みは本当に辛いですよね。なんたって周りに理解してもらえない。甘えていると思われるだけ。

結局は自分ひとりで踏ん張るしかないのです。